教授陣から異例の説教―”学芸会をするな”
今日、大事~なことがありました。
異例の1~4年の音楽科生徒全員召集。年2回開かれる総会以外はこんなこと普通はありません。「先生から大事な話があります」という掲示だけで、話される内容は今日まで不明。怖い怖い…。
話された内容はこう:
去年の卒業演奏会があまりにも酷すぎた。出られる機会があるから、「出たい出たい」と軽い気持ちで出た人たちが多かった。もっとも、ちゃんとやっている人たちもいるのに…。”音楽科の卒業演奏会”である以上、一般の人からは”音楽科なんだな”という目で見られているから、その演奏者が主専攻の楽器を弾いているか否かなんていうのはわからない。演奏は命を懸けるくらいの勝負といってもいい。しっかり考えろ。
ということなんですね。はっきり言って1年生はさっぱり何のことかわからなかったでしょうね…それに、「そんなことがあったのか」とショックだったでしょう。
私たち新二年生は、どんな卒業演奏会だったか分かっていますが、その前の卒業演奏会というものを知らないので比較しようがないですけれども。まぁ、僕は演奏会委員会として裏方仕事していて全部聞いてましたから、確かにやりすぎ感(出すぎ感?)はありました…。
でも、確かにクオリティの低いものを発表・演奏するというのはいけないことですが、それさえクリアできれば、楽しんで皆で出たいと思うのです。僕には卒業演奏会について夢があって;自分の作曲した曲を、学年の皆(まぁ有志かな?)で演奏(パフォーマンス)するということなんですけれど。。
確かに学芸会やっちゃいけませんよ。先生も言ってたけど「みんな楽しそうにやってるね、だけじゃダメだよ」と。その通りだと思います。
上に書いたことは僕の夢ですけれど、実現は厳しいことは百も承知です。でも、だから夢なんでしょう。これに限らなくてもいいんですけれども、この問題についてはいろいろ考えられることが多いなと感じました。
去年の卒業演奏会は、「学芸会だ」と教授陣に酷評されましたが、僕は「学年のカラーや個性が見えた演奏会だった」と思います。問題点は確かにあったと思いますが、僕が感じたその点については、引き継いでもいいと考えます。いい意味で「学芸会」してもいいと思うのです。
僕らの卒業演奏会は再来年。どんな演奏会にしたいのか、みんなが今から目標をもっていきたいものです。
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