« Are You OK? | トップページ | Are You OK?(パート2) »

2006-10-15

芸術家として生きる道、職人として生きる道。

僕はこうやって大学で音楽を学んでいるわけですが、いつも考えることがあります。

僕たち生徒に教鞭をふるってくれる先生たちは、皆音楽家としてプロなわけです。つまり、芸術家として生きる道を選び、その生きるすべとして「大学教員」なわけですよね。もちろん「大学教員」という道を選ばない芸術家もたくさんいますが。

そういう「芸術家」として生きる、という選択をする人たちの中に僕は入っていくのだろうか?入っていけるのだろうか?入るべきなのだろうか? と考えるわけです。

僕の率直な今の心境は「芸術家」にはならないだろう、と思います。最近、そういう「芸術家」と呼べる人をたくさん見ている僕としては、…芸術家というのは、その分野を極め、そればかりしか見てない、見られないような環境を自分で作り上げられる人だと思うのです。美とは何なのかと問い続け、それを求めることに邁進しています。

そういう姿に憧れることももちろんあります。でも、僕自身に問いただしてみると、そういう感覚ではないのです。

あくまで「音楽」は、僕にとっての、
人生を生き抜くためのツール。

そこに行き着きます。そして、僕は僕自身、音楽だけではなく、それ以外にも「人生を生き抜くツール」を持っていると思っています。驕り高いと思われるかもしれませんが、自分自身の心と向き合うといつもそういう結果が返ってきます。

だから僕は、芸術家としてではなく、「職人」(創造性と技術はあるけれど、美を求めるのが主ではなくて、やはりお金が目的の職業、という意味)として生きるのが理想だと思っています。芸術家と職人はもともともっている気質が違うのです。求める理想が違うから。

オークション出品中

お金を求めるのが主、という意味では「職人」のほうが現実主義者のように思われるかもしれませんが、決してそうではないと思います。私腹を肥やし自分だけ儲けようと思っている人はきっと少なくて、そのお金を使って、また何か創造的なことをしようと考えているのです。美という一つのものを追っている「芸術家」に対して、ある意味、注意散漫なんですねw

後期もがんばります!音大生ブログRANKING♪

|

« Are You OK? | トップページ | Are You OK?(パート2) »

音楽」カテゴリの記事

コメント

そうですね、龍登さんには生き抜くツールがたくさんありそうなこと、感じますw。でもそれがあるということは、自分の中の心の糧としての芸術を生活の糧とは別に持ち続けられる、ということでもあると思いますよ。

投稿: ぽけっと | 2006-10-16 00:52

なるほどぉ。でも、音楽を学んでいる者としてやはり音楽関係の仕事をしなければ意味がないと思うんです…。大学で音楽勉強したけど、就職先は一般事務です~みたいな「大学意味ないじゃん」的なのは嫌でして(汗)。

大変ひねくれております(爆)。

投稿: 龍登 | 2006-10-17 00:17

あ、いや、そういう意味ではなくて、職人としての音楽の仕事をしながら芸術家としての心を忘れない、というようなことです。
どこからが芸術でどこからが職人仕事、なんていうのは線は引けないしね。

投稿: ぽけっと | 2006-10-17 00:33

そうですね、今日の記事にも書いたんですが(日付的に昨日)、現実(職人仕事として)をやるから、夢(芸術)を追えるんじゃないか、と思います。どっぷり「夢」につかってしまっても、インスピレーションが腐らない人が「芸術家」になれるんだと思います。僕は「現実」を見ながらじゃないと「夢」が見えません(苦笑)

投稿: 龍登 | 2006-10-18 00:09

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/159040/12298578

この記事へのトラックバック一覧です: 芸術家として生きる道、職人として生きる道。:

« Are You OK? | トップページ | Are You OK?(パート2) »