東山魁夷と信州の美術展(新潟県立近代美術館)
今日は長岡市にある、新潟県立近代美術館に行き、『東山魁夷と信州の美術展』を見てきました。企画展なだけあって、すごい量の展示がしてありました。見応えありました。
よく思うんですが、美術館で絵を見るときって、どうやってみるのが良いんでしょうか?人それぞれだとは思うのですが、たくさん作品がある場合は、一つ一つを丁寧にみていくと疲れるので、とりあえず、ばーっと一通り入り口から出口まで順番に歩いて、あとから気に入ったものをじっくり見る…というパターンを今日はしてみました。
印象に残ったのは「窓」という作品でした。この絵だけが妙に立体的に見えたんです。人は描かれていないし、ただオーストリアの古い家の壁とドアと窓とベンチがかいてあるだけなんですけれど…
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これまたよく思うのですが、美術館って不思議な空間ですよね。どうやってディスプレイされるかによってそれぞれの絵なり作品の印象が変わってきてしまうと思うのです。自分で個展を開く場合はそういう配置のこだわりを自分の好きなようにできると思いますが、先人の作品をディスプレイするのって、その作家が見たときにどう思うんだろうなぁ、なんて。
僕も(音楽を)創る側の人間として、美術作品を創る側の気持ちがどんなものなのか知りたいって思ってしまう訳です。
音楽は時間軸があるからディスプレイするっていう感じではないですけれども、それをあえて言うとしたら、CD等の”録音媒体”だと思います。曲順はとても重要な要素だし、そのCDに何の曲を収録するのかというのも重要なことだし。
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話は変わりますが、昼食を美術館2階のレストラン「広告塔」で食べました。「焼きカレー(¥920!ちと高い)」を食べました。グラタン皿にお米&カレー&とろけるチーズ&温泉卵が入ってる料理でした。カレーと卵って意外と合いますね。おいしかったですよ。
『東山魁夷と信州の美術展』は21日(水)まで。http://www.lalanet.gr.jp/kinbi/
いつもは月曜休館だそうですが、明日は開いているそうです。
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