名刺、音楽の名刺。
名刺を渡すということは、ある意味自分の表現なんだな、とふと思った訳です。あの長方形の枠の中にめいいっぱい自分自身を表現することが求められる訳で。
「楽語.com」にアクセスしてくださる方は、どんなキーワードで飛んでこられるのか、アクセス解析をしておりますが、その中に「音楽の名刺」というものがあって、すごく言葉の響きがいいなと思いまして。
このキーワードをググると、面白いブログの記事が。
「too high:iTunes Signature Maker:名刺代わりの音楽ファイルを生成」
iTunesに入ってる曲たちをつなぎ合わせて曲にしてしまおうというものですね。こういうことがもう数年前に行われているということが何よりもくやしい!と思う瞬間であります、コンピュータを扱う音楽を勉強している上で。
自分を表す「音楽の名刺」をつくるとしたら、どうなるんだろう。と想像してみると、まず、名刺だから短い時間で端的にとなって、その人となりを表す…となるとなかなかむずかしいな、と思う訳です。その人の一端、その人の感情をあらわすことくらいしか出来ない気がします、短い時間では。やはり、音楽には時間が必要で深く何かを表そうとすればする程時間は必要で。それを限られた時間の中に埋め込むという考え方が、高校の頃までは自分の中では美学でしたが、それは商業主義的な考え方で、あくまでもアカデミックに行こうとすれば(アカデミックだからというわけではなく、本当に自分の表したいものを外にだそうとしたら)、時間が必要なんですよね。
そうか、名刺は社会に出た時に使う、商売道具。音楽の名刺がサウンドロゴだとしたら、それは商業的なものなんだろうな。そういえば、2006年の8月末から9月の頭にかけて、1日1曲サウンドロゴをつくるってことをしてみたんです。もう2年も前のことなのね。11日間続けたんですけど、この11曲が、あの時点での僕の音楽の名刺なんじゃないかなって、今は思います。その11曲を持って、広告代理店にアポ無しで乗り込んだ時点でそうだったんだな(汗)。
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